大腸がんという病気を知ろう|年々増え続けている

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リスクを下げる生活習慣

カウンセリング

食事と運動に気を配る

大腸がんで死亡する日本人は、20年間で1.7倍に増加したと言われています。その大きな原因とされているのは、高脂肪・低繊維の食事と、日頃の運動不足です。欧米流の食生活は腸内細菌のバランスを崩し、発がん性物質を含んだ便が腸内に溜まりやすくなると考えられます。大腸がんと肥満との相関関係も示されており、過剰なカロリー摂取は要注意です。喫煙や飲酒も大腸がんのリスクを高めます。さらに遺伝的な要素もあるとされています。大腸がんを予防するには、刺激物を抑えてバランスの良い食事を摂ることが大切です。また適度な運動は便通を改善し、大腸がんのリスクを下げることが知られています。ウェイトコントロールのためにも、運動の習慣をつけることが推奨されます。

症状がなくても定期検診を

大腸がんの原因のひとつとして、高齢化も挙げることができます。長生きするほど色々な病気のリスクが高まることは当然であり、健康長寿を保つには定期検診が欠かせません。とりわけ大腸がんは初期の自覚症状に乏しく、発見しにくいという特徴があります。特に症状がなくても検診を受けることで、完治できる確率が大きく上昇します。便潜血検査は大腸がんの一次検査として行なわれる簡単な検査です。専用のキットを使って自宅でできるため、病院へ行く手間が省けます。各市町村では便潜血検査への助成を行なっており、費用の負担も軽いため人気になっています。ただし便潜血検査だけでは精度に限界があるので、陽性反応が出たら直ちに精密検査を受けることが重要です。